こんにちは。清瀬バプテスト教会の牧師の松田です。4月から教会のブログを開始しました。「明日で10回」と1週間前に書いていましたが、何事もなかったかのように続けられて今回が17回目です。「ひと足、ひと足〜」とやっていきたいと思っています。

ちなみに写真のお花は「オダマキ」というそうです。雨が似合いそうなお花ですね。

さて、毎週土曜日は「1週間のふりかえり」という回にしていこうと思っています。1日、1日を忙しく生活していると、何かいつもやるべきことに追われて生きているような気がしないでしょうか。しかし、その1日、1日の中には、大事なことがたくさん詰め込まれていたことでしょう。

今週は皆さんにとって、どんな1週間だったでしょうか。「ゴルフの松山選手がマスターズを制覇!」というニュースはゴルフ好きではなくても、「すごい!」と思わせてくれる嬉しいニュースでしたね。しかし、引き続きコロナウィルスの感染は拡大し続け、大阪で1日1000人超え、東京で700人超えと、「また緊急事態宣言か?」という不安も覚える1週間でした。

教会関係でも、愛知県豊田市の教会でクラスターが発生してしまい、知事から「遺憾だ!」と言われていました。状況はわかりませんが、まずお伝えしたいのは「お大事に。主が癒し、支えてくださいますように」ということです。

今、必要なのは叱責ではなくて、「愛と慰め」だと思います。問題があったか、どうかを責めて「うちはしっかりやっている!」というのは、ヨブの友人のように感じます。今回のコロナウィルスはどんなに対策をしていても、広がる時は広がります。医療体制のことは当然考えなければいけませんが、「かかっても、あなたのことが大切だし、決して見捨てないよ」という姿勢ではないでしょうか。

同じ、キリストを主と信じて礼拝する者たちは互いを兄弟姉妹と呼びます。今、遠くにいる兄弟姉妹が病で痛み、苦しんでいることを思い、痛みを覚え、そして祈りたいと思います。

二度、三度改善もせず繰り返すならまだしも、一度のことで、私たちは裁いたり、冷たくしたりすべきではないと思います。クラスターが起きてしまった教会が、教会員の方のケアに十分心を向けられるように祈ります。対外的なことで必要以上に苦しむことがありませんように。

そして、病いや悩み苦しみのあるところに、癒しと救いをもたらされたイエス様のうちに、私たちが憩い、力をいただけますように。癒されたものが、癒すものとなれますように。立ち上がれない時に、十分に休み、返せないくらいの「愛の借り」を受け取れますように。

もちろん、このことを通して、各地の教会は「自分たちの感染対策は大丈夫かな?」と見直すことは必要でしょう。明日の礼拝が、各地で守られて行われますようにと祈ります。