こんにちは。清瀬バプテスト教会の牧師の松田です。4月から教会のブログを開始しました。また同時に牧師のTwitterと教会のFacebookも始めました。一気に3つ始めたので、てんやわんやしていますが、3つあるので逆にあまり気持ちを注ぎすぎずにお付き合いできているかなと思っています。

さて、毎週土曜日は「1週間のふりかえり」という回にしていこうと思っています。1日、1日を忙しく生活していると、何かいつもやるべきことに追われて生きているような気がしないでしょうか。しかし、その1日、1日の中には、大事なことがたくさん詰め込まれていたことでしょう。

 

Twitterはやっぱり楽しい!

今日は特に4月から始めたSNSであるTwitterについて振り返ってみたいと思います。Twitterは元々2009年8月から初めていました。ただ、2013年ごろにはすっかりやめてしまっていました。今回は実名、かつ教会の名前を掲げて再開しましたので、慎重にやっているつもりです。

それでも、やはりTwitterは楽しいと感じます。短い言葉でポンポンと書いていけるので、書いているうちに話が脱線してあっちゃこっちゃ行ったりする時がありますが、それもまた楽しい。ブログだけだとリアクションがほとんど分からないので、Twitterも同時並行していたおかげでブログを継続するモチベーションになっています。

同様のサービスであるFacebookもありますが、リアル友人だらけなので、あまり思いついたことをポンポンとは書けません。Twitterの方が気楽ですし、これまでお付き合いのなかった方々とつながりが持てるのがとても嬉しいです。

 

なぜ、Twitterが合っているのだろうか?

そんな時に今週キリスト新聞社の松谷さんが次のようなツイートをされていました。4つのSNSのサービスを分類してスクールカースト上位か下位か、コミュ力が高いか低いかで分けてくれています。

https://twitter.com/macchan1109/status/1389913144089186312

 

これはとても参考になりました。そして、自分の傾向が見えてくる気がしました。私は確かにスクールカースト上位の人間ではなかったと思います。どちらかというと、静かにしている方でした。静かにしていますが、いい子というよりも世の中斜めから見ている感じでした。しかもクリスチャンでクラシック音楽好きというマイナーで非モテ・ヲタ気質もバッチリあります。映画や本も好きですがミニシアター系や重めのものばかり見たり読んだりしていたので、分かり合える人はごく少数でした。たまに分かり合える人がいると、すごく仲良くなるという感じでした。

そこに行くとTwitterには「同志!」と呼びたくなるような方が昔から結構いました。自分が関心のある人をフォローすればいい仕組みもいいですよね。フォロワーの方も自分で来てくれているわけですから、あまり気を遣う必要もない。だから居心地がいいのだと感じています。

クリスチャンでも「ウェイ系パリピ」「リア充」な雰囲気の集会は苦手でしたので、インスタには「縁がない」と感じ、Facebookに「苦手意識」も持っていたのだと分かったような気がします。

 

自分のニッチを大事にしつつ、枠を少しずつ広げてみる

このことはいろいろなことを考えさせてくれました。そして、居心地の良いTwitterをまず大事にしようと思います。Twitterにはいろいろな方がいらっしゃいます。そしてやはり「同志!」と思えるような人がたくさんいる。だから、「まずここにいてみよう」と思います。あまり力を込めて「やるぞ、伝えよう!」と気張らず、「ここにいよう、居心地がいいから」と考えることにしようと思います。自ずと何かが伝わればいいと願いますが、それよりもTwitterでまず「自分らしく」入れればいいなと思っています。

きっと、Facebookやインスタ、YouTubeなどそれぞれが居心地のいい場所があるのですよね。だから、まずは無理せず自分の居心地がいいというのを大事にできればと思います。

ですが、とどまるだけではなく、そこから少しずつ別領域にも踏み出していきたいと思います。やっぱり私はイエス様を伝えたい、そして私たちの教会の素晴らしさを知ってほしいと願っています。そのために、何ができるか考えながら、少し勇気を持って「別のお友達」を作ってみたいと思います。Facebookに力を入れるか、インスタにチャレンジするか、はたまたYouTubeに手を出すか…。焦らず、ゆっくりでも前に進んでいければと思います。自分がやるのか、それともそこに居場所のある方にお願いするのか、それも考えながら楽しんでやっていければいいですよね。せっかくのSNSを苦行にはしたくないなと思います。

 

自分にとってのTwitterのような居心地の良い教会でありたい

SNSは今の時代、一つの居場所だと感じます。特にコロナ禍においては、その役割は増しているように思います。リアルな学校や職場や地域での居場所が揺らいでいる世の中にあって、安全にかつ気持ちを分かち合えるSNSの役割はとても大きいです。私にとってTwitterが居心地が良いように、きっとみんなそれぞれに居心地の良い場所があるのではないかと思います。

そして、思うのが私たちの教会が、私に取ってのTwitterのように、多くの人にとって居心地のいいところであってほしいと願います。教会に自分の居場所がある。そして、教会で神様からの愛をいっぱいに受けて力づけられて、また一歩踏み出していってほしい。喜びも悲しみも共に分かち合う共同体として、互いに神様を見上げ、励まし支えられて歩める場所、そのようなところであってほしいと切に願っています。

少なくとも、私にとってこの清瀬バプテスト教会はとても居心地の良い大事な場所です。ここには共に人生を丸ごと分かち合える神の家族がいます。私にとってとても大事な場所です。そして、そのように思って集ってくださっている方がいらっしゃる。全ての人にマッチするわけではないかもしれないけれど、誰かにマッチして、その人が神様と人と出会うそのようなニッチな場所であってほしいと思います。

ブログやTwitterを通して、そんな雰囲気が伝わっていってくれれば幸いです。