みなさんこんにちは!牧師の妻です。
いつもであれば水曜日は、日曜日に語られる聖書箇所からのメッセージをお届けしているところですが、それはまた明日お届けさせていただくこととなりました☺️
ですので今日はしばし、私のプチ天体トーク(?!)にお付き合い頂ければ幸いです。
さて、皆さん昨夜はご覧になりましたか?
美しい満月!
ニュースでも、ピンクムーンと報道されていましたね☺️
そう、色がピンクなのではないのです。4月の満月を、ピンクムーンというのです。
寝室の窓からくっきりと見える満月、目の悪い私ですが、満月の日はほんと模様までよく見えるのです(写真は無料素材です笑)
満月の日はカーテンを全開にして寝るほど月が好きです。
寝室の窓から、そんなに長時間見ていなくても、月が東から西に移動してゆくのがはっきりとわかります。ちなみに冬場は、満月が朝7時頃でも西の空に眩く輝いていてくれたりするのを見るのがとっても嬉しいのです☺️
◯月のあれこれ
さて、果てしない宇宙空間を旅する地球にとって、月はかけがえのない友。
なんといっても月は地球の衛星としては大きすぎると言われますが、決して地球にぶつかることのない絶妙な距離を保ち続けているのです。(人間関係には適切な距離感が大切ですね!)
また、月の存在がなければ、地球の自転は超高速となり、地上には暴風が吹き荒れ人類の存在及び発展はあり得なかったとのこと。(あ、私にもいるな、暴走しないよう手綱をとってくれる人😂そう、夫と、そしてなによりイエス様です✝️)
さらに、月は地球に対して自転周期と公転周期がピタリと同期しており、それゆえ月は地球に対しいつも同じ面を向けているんですよね☺️(ちなみに月の側は大量の隕石が衝突した後で痛々しいほどにボコボコ😱地球をかばってくれているのです。愛を感じますね✨🌝)
◯月って、聖書では‥‥?
さて、それでは月は、聖書ではなんと言われているのでしょうか?
月は、神様が天地創造の時、4日目に、夜の光として与えてくださったものですね☺️
神は仰せられた。「光る物が天の大空にあれ。昼と夜を分けよ。定められた時々のため、日と年のためのしるしとなれ。
また天の大空で光る物となり、地の上を照らすようになれ。」すると、そのようになった。
神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼を治めさせ、小さいほうの光る物には夜を治めさせた。また星も造られた。
神はそれらを天の大空に置き、地の上を照らさせ、
また昼と夜を治めさせ、光と闇を分けるようにされた。神はそれを良しと見られた。
夕があり、朝があった。第四日。[創世記 1:14-19] 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4-2-3号
普通に読むと、全くおとぎ話が昔の人が考えだした神話のように感じる天地創造のお話。
ここで、「二つの大きな光る物」で、「大きいほう」に昼を、「小さいほう」に夜を、とありますが
実際、太陽は実に月の約400倍、それほどに大きさが違いますよね。
しかしこの太陽と月、地球から見れば全く同じ大きさだというのです。
つまり、地球から見て太陽は月の400倍離れているということなんですね。
これをただの偶然と考える人もいますが、やはりあまりにもそれが精密に計算されすぎているようで、月は地球を監視する巨大な宇宙船なのではないか?という都市伝説まであるほどだとのこと👽
月曜日のブログでもお伝え致しましたが、太陽系銀河系の成り立ち、そして物理定数(この宇宙のどこであっても同じ値をとるというニュートンの重力定数だとか電子の質量とかのことらしい)、この宇宙のどこをとっても、生命の存在に対してあまりにも都合よくできすぎている、と物理学者たちはいいます。
そう考えると、この創世記の見え方も一味違います。
この宇宙の存在は人間の存在を目的としている、逆にいえば、現在の宇宙が存在しているのは、そうでなければ我々人間が宇宙を観測することができないからである、というような考えを自然科学の言葉で「人間原理」というそうですが、
そのような考えが生まれるほどに、この宇宙は特異なものなのです。
「設計者」からそんなにも大切にされているかもしれない私たち人間って、一体何者なのでしょうね☺️
最後に、紀元前10世紀頃のイスラエルの王であったダビデ王の詩篇を引用して終わりましょう。
「あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、人とは、何者なのでしょう。あなたがこれに心を留められるとは。人の子とは、何者なのでしょう。あなたがこれを顧みられるとは。あなたは、人を、神よりいくらか劣るものとし、これに栄光と誉れの冠をかぶらせました。あなたの御手の多くのわざを人に治めさせ、万物を彼の足の下に置かれました。すべて、羊も牛も、また、野の獣も、空の鳥、海の魚、海路を通うものも。(詩篇8:3〜8)」