ヘブル人への手紙12章

18,あなたがたは、手でさわれる山、燃える火、黒雲、暗やみ、あらし、

19,ラッパの響き、ことばのとどろきに近づいているのではありません。このとどろきは、これを聞いた者たちが、それ以上一言も加えてもらいたくないと願ったものです。

20,彼らは、「たとい、獣でも、山に触れるものは石で打ち殺されなければならない」というその命令に耐えることができなかったのです。

21,また、その光景があまり恐ろしかったので、モーセは、「私は恐れて、震える」と言いました。

22,しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。

23,また、天に登録されている長子たちの教会、万民の審判者である神、全うされた義人たちの霊、

24,さらに、新しい契約の仲介者イエス、それに、アベルの血よりもすぐれたことを語る注ぎかけの血に近づいています。

(聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会)

 

裁判所ではなく、大宴会が待っている!

イエス様を救い主として信じる人生の先には、天での大祝会が待っています。お祝いのパーティーが待っている!そこには無数の御使たち、先に天に召された兄弟姉妹、旧約の信仰者たちがいます。読んでいるだけで、ワクワクしてきます。

私たちを待っているのは、「無罪かな、有罪かな」と恐れなければいけない裁判所ではありません。大宴会が待っている。そんな「滅びるかも…」なんて恐れる必要はないのです。

「そこに行くために何か犠牲を捧げなきゃ…、悪いことばかりしてきたから…」と思う必要はないのです。そういう犠牲のアベルの血はもう要りません。なぜなら、ただイエス様が私たちのための血を流してくださったからです。

私たちは自分や教会を見ていると、「成長していない、停滞している」と感じることがあります。ヘブル書の読者も同じでした。けれど、説教者は語ります。「確かにあなたたちは天での大宴会に近づいている!」と。

大丈夫、イエス様に従うものたちは、すがりついてるだけのようでいて、ちゃんと天に近づいています。安心して、今日も天での大宴会を期待していきましょう。